【妊娠初期/~4か月】
・ストレス
妊娠初期はホルモンのバランスが急激に変化する(妊娠の継続に必要な黄体ホルモンの分泌量が増える)為、イライラやストレスを感じやすくなります。
ホルモンバランスを整え、自律神経系機能を整えることで、心身が安定します。
【妊娠初期/~4か月】
・めまい・たちくらみ
自律神経のバランスの変化・ホルモンの変化により、めまい・立ちくらみが起こります。
ホルモンバランスを整え、自律神経系機能を高めることで、緩和することができます。
【妊娠初期/~4か月】
・つわり
妊娠初期に急激に増えるhCGホルモンの値が高いと、つわりが重いとされています。
詳しい原因は正確には解明されていませんが、自律神経が緊張することによっておこる可能性があるとされています。
自律神経の緊張をほぐし、つわりに効果的なツボを刺激し、つわりを和らげます。
【妊娠初期/~4か月】
・肌荒れ・吹き出物
女性ホルモンの変化で、黄体ホルモンの分泌が多い高温相が続き、乾燥し肌が荒れたり、油っぽくなることで吹き出物が出たりします。
ホルモンバランスを整え和らげていきます。その他、バランスのいい食生活や、たっぷりと睡眠をとることも大切です。
【妊娠初期/~4か月】
・便秘・下痢
ホルモンの影響で腸の働きが低下し、便秘・下痢などを起こしやすくなります。
また、徐々に子宮が大きくなり腸を圧迫するのが原因となり、便秘を引き起こしやすくなります。
腰や手足などにある、胃腸の働きを整えるツボを刺激することにより、便秘・下痢などの症状を緩和します。
【妊娠初期/~4か月】
・足の付け根の痛み
子宮が上に向かって大きくなるので、子宮と骨盤をつなぐ靭帯が引っ張られ、足の付け根辺りが痛みます。周辺のツボを押して痛みを緩和します。
【妊娠中期/5~7か月】
・背中の痛み・腰痛
ホルモンの影響により背骨の関節や靭帯がゆるみ、骨盤が不安定になる為、腰痛が起こります。
また、 お腹が大きくなるに従い腰が反りやすくなり、骨盤が前傾することも腰痛の原因になります。
骨盤の前傾に関係する筋肉を押しほぐしていき、骨盤の動きを改善することで、痛みが緩和されます。
「マタニティ指圧」を継続することで、骨盤の動きが良くなり、出産もスムーズになるので、安産に繋がります。
【妊娠中期/5~7か月】
・肩こり・頭痛・たちくらみ
お腹が大きくなってくる頃には乳房も張ってきます。すると、肩が凝りやすくなります。
この肩こりがひどくなると頭痛やたちくらみを引き起こすこともあります。
肩首まわりの筋肉のコリを押しほぐし、全身の血液循環を良くし、緩和していきます。
【妊娠中期/5~7か月】
・足がつる
お腹が大きくなると血管が圧迫されます。それにより、下半身の血液循環が悪くなり足がつりやすくなります。
血液循環を良くしていき、足の筋肉をほぐすことで緩和していきます。
【妊娠後期/8~10か月】
・むくみ
この時期には体の水分も増え、さらにお腹が圧迫されて下半身の血液循環が悪くなります。 その為、特に足がむくみやすくなります。
下半身の血液循環を良くしてくことで、むくみを取っていきます。
足の筋肉をほぐすときには、妊娠時期によってほぐす箇所が異なるため、その時期に合わせた施術を行います。
【妊娠後期/8~10か月】
・恥骨・股関節の痛み
出産が近づいてくると、お腹も大きくなり、胎児が骨盤内に下がってきます。
その為、恥骨が圧迫され、恥骨に痛みを感じるようになります。
また、出産に備えて股関節が緩んでくるため、股関節に痛みを感じます。
痛みのある、恥骨・股関節を丹念にほぐしていき、痛みを和らげます。